東近江市スズメバチの巣画像

そもそもスズメバチとはどんなハチなのか?なぜ【雀】や【胡】なのか?

毎年夏の終わりから秋に掛けて猛威を振るうスズメバチですが、感じで書くと雀蜂や胡蜂です。
ふと思ったのですが、どうして【雀】なのか?【胡】って一体何?と疑問に思い調べてみました。

弊社にも数百件の駆除依頼があるスズメバチですが、一般的にスズメバチ(雀蜂、胡蜂)はこのように定義されています。


「ハチ目スズメバチ科に属する昆虫のうち、スズメバチ亜科(Vespinae)に属するものの総称である。 」


ウィキペディア(Wikipedia)

日本にいるスズメバチには下記のように結構種類があります。

  • オオスズメバチ
  • キイロスズメバチ
  • コガタスズメバチ
  • モンスズメバチ

他にもヒメスズメバチ、クロスズメバチなどが生息していが依頼のほとんどが上記四種類です。
中でも群を抜いて多いのがコガタスズメバチで依頼の7割がこの種です。

スズメバチそれぞれの特徴は私(ジェイ・ワークス中川)の駆除動画がわかりやすいので興味があれば観てください。

スズメバチ(雀蜂、胡蜂)の種類や特徴を動画で観てみよう

コガタスズメバチの駆除動画

コガタスズメバチ〈小型雀蜂〉Vespa analis

コガタスズメバチは弊社での依頼件数ではスズメバチ駆除の7割程度もあり圧倒的に多いです。



キイロスズメバチの駆除動画

キイロスズメバチ〈黄色雀蜂〉vespa simillima zanthoptera
コガタスズメバチについで依頼の多いのがキイロスズメバチです。

キイロスズメバチはとにかく働き蜂の数が多くて巣も巨大になります。
テレビなどで報道されるスズメバチによる殺傷事故の殆どがこのキイロスズメバチです。


モンスズメバチの駆除動画

モンスズメバチ〈紋雀蜂〉vespa crabro flavofasciata
モンスズメバチはコガタやキイロに比べてぐっと依頼件数は少なくなります。
モンスズメバチの巣は底部が開放されており下から覗くと巣盤が丸見えになっています。
また、この蜂は夜間でも活動するため一般的な認識で夜間に自身で駆除するのは絶対にやめてください。

オオスズメバチの駆除動画

オオスズメバチ〈大雀蜂〉vespa mandarinia japonica
一般的にオオスズメバチは最強のスズメバチで大きくて「刺されると死んでしまう」といったイメージがあると思うのですが、実際は・・・・・
そのイメージ取りです。
昨今は宅地造成等の影響で数が減ってきてはいますが、年間通して依頼件数はまだまだ多いので山間部へおでかけの際は十分注意が必要です。


スズメバチの概略は分かりましたが結局何故【雀】なのか?


「スズメバチ」の名は、その大きさが「雀ほどもある」または「巣の模様が雀の模様に似ている」ことに由来する。


ウィキペディア(Wikipedia)

なのだそうですが、実際のところ本当にそうなのか検証してみます。

本当にスズメバチの大きさは「雀ほどもある 」のか?

スズメバチの名の由来は「雀ほど大きい」からと言われていますが、実際にハチ駆除をやっている私からすると???です。

たしかにオオスズメバチは大きくて恐怖を感じますが、「雀ほど大きい」は大げさだと思います。

キイロスズメバチなどはアシナガバチと間違える方もいらっしゃいますし、「これでも雀蜂なの?」とおっしゃる方も多くいらっしゃいます。

オオスズメバチに関しても、私が依頼主などにオオスズメバチの大きさを説明する時には「成人男性の親指に羽が生えてる感じ」と説明します(笑)

この画像は私の親指とオオスズメバチの女王蜂を比較した者です。

オオスズメバチと親指比較

なので、せいぜい「成人男性の親指ほど大きい」が適当じゃないでしょうか?

実際に鳥の雀の体長は14~15cm、オオスズメバチの女王蜂で体長4~5cmmですから、その差は歴然です。

ですから「スズメバチは雀ほど大きから雀蜂」って説には違和感がありますね。

ただ、オオスズメバチが羽音を響かせて向かってくる時の威圧感は物凄いので精神的に雀より巨 大に感じるのは事実です。

作業中に私のビデオカメラに突撃してきたオオスズメバチです。
※画像をクリックで動画が見られます。(Youtubeに飛びます)

スズメバチの巣の模様は雀の模様に似ているのか?

これは言われていれば似ています。下記の画像を見比べてください。

その辺によくいる雀です
依頼の一番多いコガタスズメバチの巣です。
日野町でキイロスズメバチ駆除
キイロスズメバチの巣を駆除する筆者

確かに色合いや波型の模様は似てるといえば似てます。
ただ、スズメ蜂の巣の模様と鳥のスズメの羽根の模様が似ているから蜂の名前を決めるというのに違和感があります。

一般的には個体同士が似ているのが普通ではないでしょうか?
なんとなくもっと他に理由があるような気がしないでもないです。

機会があればまた調べたいと思います!

では、胡蜂(スズメバチ)の【胡】って何?

そもそも【胡】って漢字自体を普段目にすることも使うこともないので、スズメバチとの関連性が全くイメージ出来ませんね。

ネットで調べてみると「【胡蜂】は漢名から」と書かれているのを見つけました。
が、そもそも「漢名って何?」って事ですよね。

分からない

そこで漢名について調べてみるとこのように説明されていました。

かん‐みょう〔‐ミヤウ〕【漢名】

かんめい(漢名)

かん‐めい【漢名】

動植物などの、中国での名称。からな。かんみょう。
辞典・百科事典の検索サービス - Weblio辞書

要するにスズメバチの中国での名称が【胡蜂】なのだと解釈しました。(あくまで個人的見解です。)

以上、スズメバチがなぜ【雀蜂】や【胡蜂】なのかについて記事にしてみました。
なにかのお役に立てば幸いです。


(ハチ)の巣駆除料金一覧

ポイント!
    • 時期によって料金が異なりますのでご注意ください。
    • ハチの巣の場所が地上3m以下なら、下記の基本料金のみでを施工させていただきます。
    • 地上3m以下でも特殊な作業が必要な場合は別途特殊作業費が掛かる場合があります。
    • 出張費は頂きません。料金は全て税込全額表示です

アシナガバチ駆除料金(税込)
4月~6月 7月~11月 12月~3月
6,600円 8,800円 5,800円

スズメバチ駆除料金(税込) (オオスズメ以外のキイロ・コガタスズメバチ等)
4月~6月 7月~11月 12月~3月
12,000円 17,600円 9,800円

オオスズメバチ駆除料金(税込)
4月~6月 7月~11月 12月~3月
16,500円 23,000円 12,800円

ミツバチ駆除料金(税込)
4月~6月 7月~11月 12月~3月
17,600円 23,600円 14,800円

●蜂の巣調査5500円(税込)
●同時に複数の巣を駆除する場合は、巣一個につき+基本料金の20%を頂きます。

特殊作業費について

蜂(ハチ)の巣が出来ている場所が下記のいずれかに該当する場合は、基本料金+該当の特殊作業費を頂戴いたします。

ハチ駆除特殊作業費解説図
営巣場所 特殊作業費
地上3m以上5m以下 3,300円(5m以上は別途お見積もり)
屋根裏・床下(ミツバチ以外) 5,500円(状況によっては別途お見積もり)
屋根裏・床下 ミツバチ 8,800円(状況によっては別途お見積もり)
エアコン室外機内・給湯器内等 3,300円(機種によっては別途お見積もり)
土中・木の洞 5,500円(状況によっては別途お見積もり)
お墓の中 11,000円
上記項目にない特殊作業は別途お見積もりとなります。

の巣駆除料金シュミレーション

hirameki_woman
例)安土町で6月にイロスズメバチの巣が地上5mの場所にあった場合の蜂(ハチ)の巣駆除費用。
基本料金(ネット割引)12000円+高所作業費3300円=15300円(税込)となります。
  • 弊社は現地を確認してから見積りを作成するような時間のかかる事はいたしません。
  • お電話で状況をお伺いした時点で、蜂(ハチ)の巣駆除料金をお伝えいたします。
  • 基本料金と高所作業費などの特殊作業費以外の出張費などはいただきません。
※ただし、お客様のおっしゃった状況と現場の状況があまりにもかけ離れている場合はこの限りではありません。

お問い合わせはこちらから

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